信頼

品質基本方針

品質へのこだわり

お客様信頼確保のための「製品」と「仕事」の品質向上へ、あくなき挑戦を続けます。

京三電機は、「信頼性の高い、コストの安い、魅力のある製品を提供し、お客様満足の向上を図る」をスローガンに、製品づくりにおける、開発から設計、生産準備、生産、検査、納入、そしてお客様の満足度向上にいたるまで、あらゆる過程において、「愚直なまでの品質へのこだわり」をもって活動しています。

IATF16949認証取得

国内3工場・1事業所(本社・第1工場、第2工場、結城工場、東海事業所)において、自動車産業の品質マネジメントシステム規格であるIATF16949を取得しました。
現在、認証取得しているISO/TS16949(ISO9001:2008+自動車業界固有要求事項)に対し、IATF16949はISO9001:2015をベースとし、IATF(International Automotive Task Force)を構成する欧米自動車メーカー9社、欧米5ヶ国(米、仏、伊、独、英)の自動車産業団体の要求事項が大幅に追加された国際規格であり、全世界ほとんどの自動車メーカーの要求に応え得るものです。

モノづくりの進化 目指せ京三ダントツ夢工場

「ダントツ工場」とは、技術革新に加え、京三電機の強みを活かした生産ライン効率化、物流・検査のスリム化等、文字通りダントツの競争力でのモノづくりを目指す活動です。さらに、ダントツのイニシャルとなるDを「Dream=夢」ととらえ、工場で働くヒト、工場に関わるすべてのヒトが同じ夢を描き、仲間と一緒に改善に取り組み、工場の景色を変えてゆく改善活動を進めています。この活動を通じ、生産性向上だけでなく、働くすべてのヒトにやさしい、地球環境にやさしい文字通りの夢工場づくりを進めています。

ダントツ工場の活動体系

<目指す姿>
世界で勝ち残れる品質・コスト競争力のある工場
みんなの知恵とチャレンジで改善・進化し続ける工場

<重点取組み:事業課題から落とし込まれた工場の取組み課題>
1.圧倒的な高可動率
2.主力製品の一貫工場化
3.多種少量製品の効率的集約化

ダントツ工場の原動力となるEF活動

工場と生産技術協業での設備改善活動

ダントツ工場を実現させる原動力として、EF(Excellent Factory=優秀な工場)活動があります。これは、工場が中心となり、全員参加で改善を行うもので、製品出荷場(売り)から、生産ライン(つくり)、そして購入部品・資材受入れ場(買い)という、工場全体をスルーで見た改善活動を工場スタッフ、技術・事務スタッフが連携して調査し、原価低減・生産性向上・面積創出活動を推進します。

改善活動の源となるトヨタ生産方式

改善活動を行う上での根底となるのはTIE(トヨタ生産方式)です。製造現場(調達から納入まで)のムダを徹底的に排除し、原価低減を図ることを目的として、そのために、ヒト・モノ・設備・情報を最適に組み合わせるシステムを構築するため、徹底した調査・分析と改善活動、そして人材育成を行っています。

工場の知恵と工夫を活かした改善進化

工場で開発・熟成されたメカナムAGC

工場内の限られたスペースを有効に活かす為、その場で転回出来るメカナムAGC(自動搬送機)が工場内、工場間の製品や部品の運搬を行っています。このAGCも工場のニーズを知り尽くした人たちが、自分たちの手で開発し進化させ続けています。

つながる工場へ(F-IoT活用)

設備や人間の動きをネットワークでリアルタイムで繋ぎ、解析する事により、新たな気づきや改善へつなげてゆくF-IoT(ファクトリーアイオーティー)。京三電機では2015年度より、工場と協業による導入を進め、設備や画像からデータを収集し可視化することにより、様々な改善に活用しています。近い将来、AI(人工知能)と組み合わせた設備や物流の最適制御化の実現目指し、開発を進めています。

予兆管理

運転設備に流れる電圧を視覚化し、異常電圧発生をリアルタイムでモニタリングすることにより、設備故障の兆候を捉える